Message ―
代表からのメッセージ
「技術者たる前にまず人間たれ」

弊社が掲げる経営理念は「技術者たる前にまず人間たれ」。この理念には二つの意味が込められています。まず、私がこれまで土木の業界で研鑽する中で得た実感は、技術者たる前に人としての在り方が素晴らしい人こそが最終的に良い技術者になるということです。
また、長く付き合いたいと思う会社、長く続いている会社はそこにいる人が良い、これもまた確かな経験則です。技術やテクニックを使えば短期的な利益を出すことはできるかもしれません。しかし、会社を継続することを考えたとき、そして会社に携わる人がどれだけ幸せ感を持ちながら働くことができるかと考えたとき、最も大切であることは人としてのありかたです。人としての関わり方、信用、信頼こそが最も重要であるという想いがこの理念には込められています。
代表取締役 森 一剛

松栄技建の強み
佐賀市を拠点に主に地下のインフラ工事を手掛ける松栄技建株式会社。ここでは他社と比較した場合の弊社の業務上の強み、そして組織としての強さの源泉をご紹介します。
長所にフォーカスして特化する
Focus on our advantages
多くの人は自分が出来ることよりも出来ないことにフォーカスする傾向があります。自身の短所を補って小さくまとまる考え方もありますが、私たちのアプローチは逆です。99% 出来るところがあるならば、残り 1% の出来ないところにこだわるのではなく、できる部分にフォーカスします。99% の強みを活かすことにより 1% の部分が 0.1% になり、最終的には見えなくすることさえも可能です。
私たちがこれまで培ってきた技術は、どちらかと言うと地上ではなく地下の部分に関するものです。下水道に特化し、その領域においてどのような工事もやり遂げてきました。地上の仕事と比べると地下の見えない場所で行う仕事は難しく、行う人たちも少ないため、現在ではこの領域が弊社の大きな強みの一つになっています。その上で、自身の強みを活かせる仕事であれば場所を問わず行うこともまた松栄技建の強みです。
「考え方」教育
Mindset education
人は自分が興味あることへは主体的に取り組みますが、興味がないことへの意味付けには時間がかかります。ですから、できれば皆さんには興味のある分野へチャレンジしていただきたい。ただ、興味がないからやらないということではなく、興味がなくても「こういった分野が面白そうだ」などと、少しでも意味付けができれば仕事を好きになるチャンスがあると思います。
イソップ童話の中に「3 人のレンガ職人」という逸話があります。同じレンガ職人でも、ある人は自分の仕事をレンガを積むだけの作業と考えており、別の人は仕事を生活の糧を得るための手段と考えている。そしてさらに別の人は、自分は仕事を通じて文化を創っていると自負している、という話です。
「人は考え方の器」と言われるように、同じことをしていても、それを行う人の考え方次第で物事は良い方向へも悪い方向へも進みます。会社も同様です。会社は人の集まりであり、社員の考え方がその会社の強みや仕事のやり甲斐、そしてそこに携わる人々の幸せ感を生み出します。松栄技建では「考え方」を重視した人材育成を行っています。
松栄技建で得られるもの
あなたが松栄技建株式会社で働くことで何を得られるのか、そして、松栄技建においてどのような将来像を描くことができるのかを紹介します。
社会を守っている実感
Maintain our comfortable lives
私たちの仕事を物質面から見るならば、それは下水道のパイプやマンホールを始めとするインフラ整備ということになりますが、最も大切なことは、これらの施設から皆さんが得る価値と利便性です。下水道の仕事の一番の目標は社会を守ること。下水道がなければ皆さんの快適な生活が失われてしまいます。
この仕事を本質的な部分まで理解するためには 10 年はかかると思っています。10 年続けると仕事の真の意味や価値、やり甲斐が分かってきて、なおかつそれを形にするために必要な技術も伴ってくるようになります。
「技術者」から「経営者」へ
Not just an engineer
モノを作るだけの技術者は数多くいます。しかし、仕事を生み出す営業であったり、経理や経営までできる技術者は少ないです。弊社では施工技術だけでなく経営ノウハウもすべて開示しているため、10 年続ければ自分一人で経営できるレベルにまで到達します。私たちが理想とする技術者は経営者です。
松栄技建の将来
Our future prospects
高度経済成長期以来、国内の土木建築業の中心は新しいものを作ることでしたが、今後は維持管理がメインになります。ただし、私たちが築いてきた技術がアジアで必要とされる時代が到来するため、国内の維持管理の仕事と並行して、アジア市場への進出ないし協力を推進します。アジア圏の学生を雇用し、将来的には現地での会社設立を視野に入れています。
加えて、来年には不動産業を立ち上げる予定です。不動産業には土木の仕事が付随することも多く、弊社の既存の強みを活かせる分野です。また、不動産の維持管理業務などは事務員の方が「自分が利益を出している」という実感、「会社に貢献している」という実感を得られやすい仕事でもあり、仕事へのやり甲斐や面白さを感じられる分野であると思います。
アジア進出にせよ不動産業の立ち上げにせよ、会社の将来の展望を考える上で重視していることは、社員がやり甲斐を持って将来を想像できるかどうかという点です。そのような環境づくりこそが代表としての仕事であると考えています。
先輩社員へのインタビュー
松栄技建の先輩社員に、この職場を選んだ理由や仕事のやり甲斐、教育制度や今後の目標などを聞いてみました。
柴田 淳平
工事部課長
平成19年4月入社
名指しでお仕事のご依頼を頂いたときには、認められたという実感がありました。感謝の言葉を頂くと嬉しく、やり甲斐を感じます。技術職ということで、覚えることが沢山あります。自分で実際にやってみないと分からない事が多いです。自然を相手にした仕事であるため、想像力を働かせる必要があります。
松栄技建の経営理念である「技術者たる前に、まず人間たれ」のもと、「やり方の前にあり方」を重視して教育を行っています。技術は時間とともに習得できるため、まずは「人としてのありかた」「人間として愛されること」を重視しています。これは自分の課題であると同時に、人に教えることでもあります。技術面では、ただ作業をやらせるのではなく、まずは仕事の内容と行う理由を理解してもらいます。その上で一緒に現場に行き、自分の仕事を見せて、次に一緒に行い、その後一人で行ってもらうという流れです。
初対面の時の印象としては、考えるスピードが非常に速い方だと感じました。現場においてもトラブル発生時の対処の速さはずば抜けています。「考えるより、まず、やってみる」「即行動」の社長であり、私が目標とする人物です。
現在は推進工事の責任者・オペレーターを担当していますが、今後は若い社員を育てるマネージメントや、教育係としての役割も担って行くことが目標です。
有木 大悟
工事部職員
平成30年9月入社
現場で実際に作業を行いながらモノを作ることに興味を持っていました。特に、この会社では管を作るのですが、それまで自分が想像したことがなかった領域であり、興味を惹かれてこの会社を選びました。
完成したモノを見ると、やり遂げたという実感があり非常に嬉しいです。冬場に夜勤が続いたときは大変でしたが、終わったときには達成感がありました。人に見えない仕事ではありますが、人の役に立っているということからモチベーションを得ることができます。
新入社員の頃から様々な現場を体験し、多くのことを学ばせていただきました。先輩方はいずれも頼りがいのある方々です。最初のうちは何をしてよいか分からない状態ですが、先輩方からやさしく丁寧に、人数をかけて教えていただきました。何かが出来なくても、怒られるとか叱られるということは一切ありません。
高い理想をお持ちの方だと思います。自分たちがその理想にどれだけ近づけるか、そこを精一杯頑張っています。
自分はまだ入社したばかりですが、一人前になって仕事を任せてもらえるように、また、仕事をバリバリさばけるようになりたいと考えています。
德永 葵
総務・経理
平成31年4月入社
経理を担当しています。また、現場の方の資格の申し込みや、請求書の伝票入力業務なども行っています。
高校在学中に事務職の就職先を探していましたが、松栄技建の求人票をたまたま見つけて訪問させて頂きました。社長とお話をさせていただき、人を思いやった会社で雰囲気が非常に良く、それがきっかけで入社を決めました。人として成長できそうな会社を他に見つけることができなかったため、松栄技建一本でいこうと思いました。
非常に明るい方です。社長の名刺に笑顔で映った写真があるのですが、そのままの雰囲気の方で、お話していても元気な方だと伝わってきます。普通、社長というとピシッとしたイメージですが、そのような感じではなく、気軽にお話しできる雰囲気で良い方だと思いました。
何もわからない状態で入社しました。業務では専用のソフトを利用して伝票入力を行うのですが、先輩方が理由を含めて丁寧に教えてくださるため、非常に理解しやすかったです。どうしても分からないことを何回も聞くことがあったのですが、それでも優しく教えてくださり、ありがたかったです。同時に申し訳なさも感じていましたが、そこから自分でメモを取るなど覚える努力もできるようになりました。先輩方には本当に感謝しています。
現在、先輩方が行っている元請の入札では、数字が正確に合うように積算する必要があります。私も練習を重ねることで、先輩に負けないくらいの成果を出したいと思います。
松栄技建の教育制度と福利厚生
「技術者たる前にまず人間たれ」を理念として掲げる松栄技建では「考え方」を重視した教育を行っています。ここでは松栄技建の教育制度と福利厚生について紹介します。
考え方教育
Mindset training
毎朝 7 時から 7 時 30 分まで勉強会を行い、理念や経営について学んでいます。社長を含め全員の「考え方」を知り、情報共有することが一番の社員教育です。最近活用している教材はアチーブメント社の「プロフェッショナル・セールス・マネージャー・プログラム」です。マネージャー育成のプログラムですが、その中には「考え方」の教育も入っているため重宝しています。
教材はセールスの話が中心ですが、弊社では、現場の作業員こそが一番の営業であると捉えています。なぜなら、こちらが現場で良い仕事をすれば取引先がリピーターになってくれるからです。「一番の営業は代表の私ではなく社員の皆さん」であることなど、考え方教育を行うこの時間を最も大切にしています。
技術的教育
Technical training
「考え方」さえしっかりしていれば、技術的なことは OJT を通じて円滑に身に付くようになります。「好きこそものの上手なれ」というように、興味がなければ求めることはできません。きちんとした「考え方」を身につけることで、みずから仕事の意味付けができるようになります。意味付けができれば興味を持ち、必要な知識や技術を求めるようになります。
慣れている社員と慣れていない社員を組み合わせた上で、後者は求めれば求められるだけ得られるようにする。このような環境を提供することが一番の OJT であると考えています。
福利厚生
Welfare
イベントごととしては、新入社員歓迎会、お盆の時の焼き肉会、年末の泊りがけの忘年会などを開催しています。社員が増えてきているため、今後は社員旅行も行う予定です。また、社員寮が 2019年8 月に完成しました。
ただ、福利厚生は会社側から提案するよりも、社員たちの要望が最も大切であると考えています。社員の中から出てきたことをどのように実現させるのか、それが本当の福利厚生です。究極的には、会社で良い給料をもらうことが最高の福利厚生ではないでしょうか。

募集要項
正社員
推進工事部 技術者
1名
推進工事といわれるものはあまり一般的には知られていない工事ですが、ニッチな分野で、大変高度な技術が必要な職種です。
見えないところを機械で推し進めていき、上水道、下水道、電気、ガスなどの生活には欠か せないライフラインを整備する目的で発展してきた職種で一人ひとりの高い技術が活用されている分野です。
誠実・素直・チャレンジができる人
他の社員とのコミュニケーションをとることがとても重要となり、様々な業務と平行することも多くあるので、スペシャリストよりもゼネラリストを目指す方を募集します。
外国人の方も応募可能です
佐賀県佐賀市久保泉大字上和泉 712-12
8:00~17:00
有り(月10時間程度)
90分
大卒・中途 170,000~400,000円
有り
有り
有り
有り
日、その他(会社カレンダーによる)
年末年始・お盆休暇有り 年間101日
有り(6カ月経過後10日)
雇用、労災、厚生年金、健康、退職金共済
資格取得制度有り。
新入社員歓迎会、お盆前のBBQ 、年末に泊りがけでの忘年会を全社員で行います。今後は社員旅行も行う予定です。
65歳 再雇用68歳まで