都市部の推進工事や掘削工事における地下水対策として、現場に最適な地盤改良技術をご提案いたします。
工場などで業務の停止時間を最小限に抑えながら、床の傾斜や沈下を修正する工事も手掛けております。
地盤の改良。
固化時間を調整できる薬液を地中に設置した注入管を通して地盤に圧入し、止水や地盤強化を図る工法。立杭の底盤の止水、土留め欠損部の防護、トンネル掘削時の止水及び先受け、ダム周辺の止水、構造物下の液状化防止などに用いられる。砂質土、粘性土、礫質土が対象となる地盤。
地盤に注入された薬液は隙間に浸透し、そこにあった地下水や空気と置き換わる。
薬液は土粒子と結合して地盤の粘着力を増加させる結果、浸水係数が減少して地盤が強化される。
撹拌や混合によって地盤の組織を破壊する他の地盤改良工法と違い、地盤の組織を破壊せずに改良を行う。
地下水位の低下および地盤の改良。
先端にウェルポイントと呼ばれる給水装置を取り付けたパイプを地中に多数打ち込むことで井戸のカーテンを作り、これを集中管に連結した上で強力に吸引することで地下水位を低下させる工法。
地下水位を下げることで地盤が安定しドライワークが可能になる結果、工事の簡素化、安全性の向上、工期の短縮が実現する。
盛土法面の安定と掘削底面の地盤強化。
軟弱地盤改良の圧密促進効果。
日本ウェルポイント協会
床の傾斜や沈下を修正。
傾斜や沈下が発生しているコンクリート土間床に小さな注入孔をあけ、特殊な樹脂を地盤の中に注入し、樹脂の膨張力で床面を押し上げて傾斜や沈下を修正する工法。
工期が短い。また、床を壊さずに施工ができるため業務の停止時間を最小限に抑えることができる。
施工時に解体作業が生じないため騒音が発生しない。また、水を使用しないため商品や機械を汚さない。